今日は、冒頭から
ネタバレ です。
ご注意下さい。
今日の鬼太郎、散々脅かされたほどには怖くなかったのですが、
(でも、メインターゲットの子どもたちには怖かったかも)
主要キャラの描写とその関係性にえらく萌えた回でした。
特に、鬼太郎。
可愛らしい外見なのに、中身はダークでブラックという
5期のイメージが、今回で確立されたような気がしました。
4期のような誰にでも優しい正義の味方ではなくて、
悪いことをしたらひどい目に遭うのは仕方がないという割り切り型ヒーロー。
でも、目玉おやじとねずみ男には弱い、みたいな感じ。
これまで、その辺りを狙いつつも定まらなかった方向性が
今回のエピソードで、きれいにはまったのではないでしょうか。
ねずみ男、ネコ娘との関係も好みでした。
特に、ねずみ男とのドライで腐れ縁的なやりとりは、まさにツボ。
悪役としての際どさを増してきたねずみ男とも
これくらいドライな方が、5期っぽいと思ったりしました。
エピソード自体も、面白かったですよね。
科学万能の教育を受け、伝承を軽んじる若者が妖怪を怒らせる
というところまでは典型ですが、その背景にひとひねり加えることで、
今度は鬼太郎の考えや気持ちがよく見えてくるという仕組み。
そして、怖い話をきちんと怖く作るということは大事だなと実感しました。
ここのところ、面白い回が続いていて本当にうれしいです。
以下、詳細は追記にいたします。
拍手ありがとうございます!
お返事は、右上の「WEB拍手おへんじ」ボタンからご覧下さい。
さて、お話を見ていきましょう。
今回の舞台は、人里離れた山奥にある “鹿羽村(しかはむら)”
近隣の町からは、通称 “しかばね村” と呼ばれている古い村です。
その村の病院で、死んだはずの患者が夜中に起き上がって動き回る
という奇妙な事件が発生します。
病院の院長によると、原因は鹿羽村に伝わる伝説の
“死人つき”。
地面の下に棲んでいるもうりょうが、死んだ人間の身体にのりうつって
仲間たちのところに戻ろうとしているとのこと。
50年前に死人つきが発生したときと同じように、
鬼太郎に手紙を書いて助けを求めることにします……。
鬼太郎や目玉おやじが冒頭で散々警告したとおり、
おどろおどろしい始まり方でしたね。
第2シーズンは、怖いお話がちゃんと怖く作ってあるのがいいところです。
そして、50年前にも鬼太郎に同じ事件を依頼したというエピソード。
5期は、鬼太郎が子どもの姿のまま長い時間を生きている
という設定を強調する描写がときどき出てきますよね。
今回はそれが顕著だった気がします。
これに反発したのは、都会の病院で最先端の医療を学んできた医師であり、
院長の息子である泰造(たいぞう)でした。
というのも、泰造は、ただでさえ奥地にあって情報から取り残されがちなのに、
いつまでも迷信深く、周囲からしかばね村と揶揄される故郷を恥じており、
自分の力でなんとか近代化させたいと考えていたのでした。
さらに、泰造は自らが開発した最先端の装置を使って、
死人つきとされた遺体から、ケルコール細胞という特殊な細胞を発見します。
死体から細胞を採取して研究すれば、医学の進歩に貢献できる上、
村のイメージも一躍アップする……。
そう考えた泰造は、周囲の制止を振り切って、
死人つきの遺体を研究対象にするべく動き出します。
今回の人間のゲストである泰造氏は、
研修が終わった後の医師というからには、おそらく20代半ば。
年齢の割に短絡的な感じもしましたが、私利私欲のためではなく、
村の発展を願って行動したというのがポイントだったんですね。
そして、泰造に子ども扱いされつつも、本人のいないところでは、
「泰造くん」と、“君付け” で呼ぶ鬼太郎に萌え……。
しかばね村に到着した鬼太郎を待っていたのは、
村長、寺の住職、病院の院長、そしてなぜかねずみ男でした。
しかも、仏門に入ったと言って出家済みw
ねずみ 「
これはわが友、鬼太郎くん。奇遇でございますな」
慇懃な態度が、墓場鬼太郎の改心後のニセ鬼太郎を彷彿とさせて
とても面白い味が出てました……。
ネコ娘との絡みも可愛かったし!
鬼太郎 「
お化けがこの村に惹きつけられている」
このねずみ男が、なぜかしかばね村に現れたというのも、
どうやら死人つきに関係があるようです。
その夜、泰造は死人つきが安置された病院で、宿直に入ります。
案の定、動き出した死人つきの遺体。
追い詰められた泰造を救ったのは、ナースに変装して潜入したネコ娘でした。
巧みな体術で死人つきを交わしたネコ娘は、
泰造を連れて、別室の床に描かれた
“八角円” の中へ。
その中に入った途端、死人つきからは、泰造とネコ娘の姿は見えなくなり、
やがて一番鳥が鳴くと、どこへともなく帰っていきます。
日の光が弱点だという死人つきは、夜明けの前触れである一番鳥の声を
引き上げの目安にしているようです。
このシーンは、なんといってもネコ娘が可愛いです!
ちょっとスカートが短い気がしたけどw
詳しくは、また明日こってり語りますね。
翌朝。
ねずみ男 「
ああん、いけません、いけません……」
くねくねとそう言いながら、欲に負けたねずみ男がつい覗き見た座敷には、
いかにも異様なかたまりが安置されていました。
怖ろしさに腰を抜かすねずみ男と、息を飲む一同。
この塊が、死人つきを放置した成れの果てだというのです。
しかし、理想に燃える泰造だけは、鬼太郎の警告を聞こうとしません。
泰造 「
生まれ変わらなきゃダメなんだ。この村は 」
そんな泰造に、賭けを持ちかける鬼太郎。
賭けの内容は、死人つきのいる病院で、今晩一人で持ちこたえられたら、
今後、鬼太郎は泰造の研究に一切口を挟まない。
しかし、できなければ、泰造が鬼太郎の言うことを聞くというものです。
乗りかかった船とばかりに、賭けを受ける泰造。
その泰造に、鬼太郎は
鬼太郎 「
今日の夜は、とてつもなく恐ろしいことが起こるはずだ 」
と、ダークな顔で告げるのでした。
うひー。
怖い鬼太郎がかっこよすぎです

夜になり、目を覚ました死人つき。
朗々と遠吠えをすると、それを聞いた有象無象のもうりょうが、病院へとおしかけてきます。
死人つきの真の怖ろしさは、もうりょうの群れを呼び寄せるところにあったんですね。
驚いたのは、一人で夜勤に詰めていた泰造です。
慌てて八角円に駆け込みますが、それを取り囲むのは無数のもうりょうたち。
八角円の力で姿を隠したはずの泰造でしたが、
もうりょうの中にいた土精という大まぶたの妖怪の力で
居場所をつきとめられてしまいます。
にじりよる魍魎たち!
泰造 「
た、助けてくれ! 」
鬼太郎 「
……だったら、賭けは僕の勝ちでいいんだね 」
そう介入したのは、もちろん鬼太郎。
賭けの負けを認める泰造の助けに入ります。
もうりょう 「
だが、まだ朝までは時間がある 」
確かに、まだ一番鳥も鳴いていない時間。
しかし、勝ち誇るもうりょうどもに、鬼太郎は冷たく言い放ちます。
鬼太郎 「
時計を止めておいた 」
もちろん、一番鳥も鳴かないように手配済み。
そして、鬼太郎が口笛を吹くと、
窓の外を覆いつくしていた化け鴉が一斉に飛び立ち、
既に明けていた朝の光が、もうりょうたちに降り注ぎます。
日の光に、身体を溶かされていくもうりょうたち……。
跡に残っていたのは、寺にあったものと同じ禍々しい塊。
それは、日の光を浴びたもうりょうのなれの果てだったのでした。
今回は頭脳戦のみだった鬼太郎ですが、圧巻でしたね。
万全の下準備の元で、泰造に賭けの負けを認めさせ、
さらに何も知らないもうりょうを、あっさりと退治。
外見は子ども→中身は意外と冷酷→でも優しいところもある、
みたいな感じでやはりギャップ萌えなんですけど、
これまでで一番高山鬼太郎をかっこよく感じました……!
死人つき=もうりょうの怖ろしさを理解した泰造は、
ケルコール細胞の研究を諦めます。
そして、迷信に対しても、それなりの理由があると思うようになったよう。
伝承を守り伝えてきた故郷の村に対する考え方にも、変化が生じたはずです。
一方、ゲゲゲハウスで寝転がる鬼太郎とねずみ男。
鬼太郎 「
なんだよ、出家したんじゃないの 」
ねずみ 「
あぁ、やめた 」
鬼太郎 「
なんで? 」
ねずみ 「
無理ッ! 」
鬼太郎 「
……だろうね 」
このシーンのやりとりの飄々とした雰囲気!
ダメなやつだけど憎めないねずみ男の持ち味が生きていて
個人的にはすごく好きなシーンでした。
5期第2シーズンのキタネズは、ぜひこの路線でお願いしたいです。
そして、そんな二人を見ながら、
今回の事件を振り返る目玉おやじとネコ娘で幕。
鬼太郎は、私利私欲ではなく村のためを思って動く泰造をある程度評価して
その上で、迷信と思われがちな伝承にも一理あることを
学んでほしかったということなんでしょうね。
さて、次回は、
第65話 呪いの鳥!うぶめが舞う のようです。
予告に、ウエンツ瑛士が登場してましたね。
映画の宣伝でした。
もうすぐですよねー。楽しみです!
そして、次回はうぶめ登場。
子どもたちが赤ん坊にされてしまうみたいです。
鬼太郎も赤ん坊にされてしまい、
どうやらネコ娘活躍の予感!ちゃんちゃんこ着てましたか?
期待です。
さて、お話を見ていきましょう。
今回の舞台は、人里離れた山奥にある “鹿羽村(しかはむら)”
近隣の町からは、通称 “しかばね村” と呼ばれている古い村です。
その村の病院で、死んだはずの患者が夜中に起き上がって動き回る
という奇妙な事件が発生します。
病院の院長によると、原因は鹿羽村に伝わる伝説の
“死人つき”。
地面の下に棲んでいるもうりょうが、死んだ人間の身体にのりうつって
仲間たちのところに戻ろうとしているとのこと。
50年前に死人つきが発生したときと同じように、
鬼太郎に手紙を書いて助けを求めることにします……。
鬼太郎や目玉おやじが冒頭で散々警告したとおり、
おどろおどろしい始まり方でしたね。
第2シーズンは、怖いお話がちゃんと怖く作ってあるのがいいところです。
そして、50年前にも鬼太郎に同じ事件を依頼したというエピソード。
5期は、鬼太郎が子どもの姿のまま長い時間を生きている
という設定を強調する描写がときどき出てきますよね。
今回はそれが顕著だった気がします。
これに反発したのは、都会の病院で最先端の医療を学んできた医師であり、
院長の息子である泰造(たいぞう)でした。
というのも、泰造は、ただでさえ奥地にあって情報から取り残されがちなのに、
いつまでも迷信深く、周囲からしかばね村と揶揄される故郷を恥じており、
自分の力でなんとか近代化させたいと考えていたのでした。
さらに、泰造は自らが開発した最先端の装置を使って、
死人つきとされた遺体から、ケルコール細胞という特殊な細胞を発見します。
死体から細胞を採取して研究すれば、医学の進歩に貢献できる上、
村のイメージも一躍アップする……。
そう考えた泰造は、周囲の制止を振り切って、
死人つきの遺体を研究対象にするべく動き出します。
今回の人間のゲストである泰造氏は、
研修が終わった後の医師というからには、おそらく20代半ば。
年齢の割に短絡的な感じもしましたが、私利私欲のためではなく、
村の発展を願って行動したというのがポイントだったんですね。
そして、泰造に子ども扱いされつつも、本人のいないところでは、
「泰造くん」と、“君付け” で呼ぶ鬼太郎に萌え……。
しかばね村に到着した鬼太郎を待っていたのは、
村長、寺の住職、病院の院長、そしてなぜかねずみ男でした。
しかも、仏門に入ったと言って出家済みw
ねずみ 「
これはわが友、鬼太郎くん。奇遇でございますな」
慇懃な態度が、墓場鬼太郎の改心後のニセ鬼太郎を彷彿とさせて
とても面白い味が出てました……。
ネコ娘との絡みも可愛かったし!
鬼太郎 「
お化けがこの村に惹きつけられている」
このねずみ男が、なぜかしかばね村に現れたというのも、
どうやら死人つきに関係があるようです。
その夜、泰造は死人つきが安置された病院で、宿直に入ります。
案の定、動き出した死人つきの遺体。
追い詰められた泰造を救ったのは、ナースに変装して潜入したネコ娘でした。
巧みな体術で死人つきを交わしたネコ娘は、
泰造を連れて、別室の床に描かれた
“八角円” の中へ。
その中に入った途端、死人つきからは、泰造とネコ娘の姿は見えなくなり、
やがて一番鳥が鳴くと、どこへともなく帰っていきます。
日の光が弱点だという死人つきは、夜明けの前触れである一番鳥の声を
引き上げの目安にしているようです。
このシーンは、なんといってもネコ娘が可愛いです!
ちょっとスカートが短い気がしたけどw
詳しくは、また明日こってり語りますね。
翌朝。
ねずみ男 「
ああん、いけません、いけません……」
くねくねとそう言いながら、欲に負けたねずみ男がつい覗き見た座敷には、
いかにも異様なかたまりが安置されていました。
怖ろしさに腰を抜かすねずみ男と、息を飲む一同。
この塊が、死人つきを放置した成れの果てだというのです。
しかし、理想に燃える泰造だけは、鬼太郎の警告を聞こうとしません。
泰造 「
生まれ変わらなきゃダメなんだ。この村は 」
そんな泰造に、賭けを持ちかける鬼太郎。
賭けの内容は、死人つきのいる病院で、今晩一人で持ちこたえられたら、
今後、鬼太郎は泰造の研究に一切口を挟まない。
しかし、できなければ、泰造が鬼太郎の言うことを聞くというものです。
乗りかかった船とばかりに、賭けを受ける泰造。
その泰造に、鬼太郎は
鬼太郎 「
今日の夜は、とてつもなく恐ろしいことが起こるはずだ 」
と、ダークな顔で告げるのでした。
うひー。
怖い鬼太郎がかっこよすぎです

夜になり、目を覚ました死人つき。
朗々と遠吠えをすると、それを聞いた有象無象のもうりょうが、病院へとおしかけてきます。
死人つきの真の怖ろしさは、もうりょうの群れを呼び寄せるところにあったんですね。
驚いたのは、一人で夜勤に詰めていた泰造です。
慌てて八角円に駆け込みますが、それを取り囲むのは無数のもうりょうたち。
八角円の力で姿を隠したはずの泰造でしたが、
もうりょうの中にいた土精という大まぶたの妖怪の力で
居場所をつきとめられてしまいます。
にじりよる魍魎たち!
泰造 「
た、助けてくれ! 」
鬼太郎 「
……だったら、賭けは僕の勝ちでいいんだね 」
そう介入したのは、もちろん鬼太郎。
賭けの負けを認める泰造の助けに入ります。
もうりょう 「
だが、まだ朝までは時間がある 」
確かに、まだ一番鳥も鳴いていない時間。
しかし、勝ち誇るもうりょうどもに、鬼太郎は冷たく言い放ちます。
鬼太郎 「
時計を止めておいた 」
もちろん、一番鳥も鳴かないように手配済み。
そして、鬼太郎が口笛を吹くと、
窓の外を覆いつくしていた化け鴉が一斉に飛び立ち、
既に明けていた朝の光が、もうりょうたちに降り注ぎます。
日の光に、身体を溶かされていくもうりょうたち……。
跡に残っていたのは、寺にあったものと同じ禍々しい塊。
それは、日の光を浴びたもうりょうのなれの果てだったのでした。
今回は頭脳戦のみだった鬼太郎ですが、圧巻でしたね。
万全の下準備の元で、泰造に賭けの負けを認めさせ、
さらに何も知らないもうりょうを、あっさりと退治。
外見は子ども→中身は意外と冷酷→でも優しいところもある、
みたいな感じでやはりギャップ萌えなんですけど、
これまでで一番高山鬼太郎をかっこよく感じました……!
死人つき=もうりょうの怖ろしさを理解した泰造は、
ケルコール細胞の研究を諦めます。
そして、迷信に対しても、それなりの理由があると思うようになったよう。
伝承を守り伝えてきた故郷の村に対する考え方にも、変化が生じたはずです。
一方、ゲゲゲハウスで寝転がる鬼太郎とねずみ男。
鬼太郎 「
なんだよ、出家したんじゃないの 」
ねずみ 「
あぁ、やめた 」
鬼太郎 「
なんで? 」
ねずみ 「
無理ッ! 」
鬼太郎 「
……だろうね 」
このシーンのやりとりの飄々とした雰囲気!
ダメなやつだけど憎めないねずみ男の持ち味が生きていて
個人的にはすごく好きなシーンでした。
5期第2シーズンのキタネズは、ぜひこの路線でお願いしたいです。
そして、そんな二人を見ながら、
今回の事件を振り返る目玉おやじとネコ娘で幕。
鬼太郎は、私利私欲ではなく村のためを思って動く泰造をある程度評価して
その上で、迷信と思われがちな伝承にも一理あることを
学んでほしかったということなんでしょうね。
さて、次回は、
第65話 呪いの鳥!うぶめが舞う のようです。
予告に、ウエンツ瑛士が登場してましたね。
映画の宣伝でした。
もうすぐですよねー。楽しみです!
そして、次回はうぶめ登場。
子どもたちが赤ん坊にされてしまうみたいです。
鬼太郎も赤ん坊にされてしまい、
どうやらネコ娘活躍の予感!ちゃんちゃんこ着てましたか?
期待です。
64話、確かに2期を彷彿とさせる雰囲気が鏤められていました。
ゲストキャラの皆さん、もっと貸本寄りの劇画調水木タッチ
だったら、恐怖感倍増だったかも。
・胡散臭さ爆発のねずみ男
・陰日向に動くネコ娘
最低のキャラシフトでの、見事なストーリーテリング。
今回のみモノクロ映像で、放映されても良かったかな?
もっと子供が泣くかも・・・。
水木氏の新作「遠野物語」をビッグコミック連載。
学校文庫スタイルの「鬼太郎・ガマ妖怪?の巻」発売。
老いて益々、意気軒高の水木氏。
健康に留意され、一層の御活躍に期待です。